GSX400インパルスを高価買取してもらうコツ
GSX400インパルスは、1982年に発売されたネイキッドタイプのオートバイです。GSX400Fの派生車種として登場し、その後はシリーズ車種として20年以上も販売されることになります。
2代目・3代目においては、ハーフカウル仕様も用意されており、どちらも高い人気を維持していましたね。GSX1100Sカタナを手がけたハンス・ムートにデザインを依頼するなど、スズキが力を入れていたことが分かります。
排ガス規制の基準が強化されたことで、2008年に生産終了となりました。その後は中古価格が高騰し続けていて、今では高額で販売されていますね。買取相場も高い水準をキープしているため、高額査定が期待できるでしょう。
■モデル一覧
GSX400FSインパルス | GSX400X | GSX400XS |
GSX400 | GSX400 TypeS | インパルス400 |
GSX400インパルスの買取相場
車種名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
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インパルス400 | 2007年 | 3,400km | 558,000円 |
インパルス400 | 2008年 | 6,700km | 536,000円 |
インパルス400 | 2005年 | 5,600km | 500,000円 |
GSX400 | 2001年 | 8,800km | 451,000円 |
GSX400 TypeS | 2003年 | 13,700km | 433,000円 |
GSX400 | 2000年 | 9,400km | 420,000円 |
GSX400 | 1998年 | 18,900km | 324,000円 |
GSX400 | 2000年 | 16,200km | 296,000円 |
GSX400X | 1996年 | 30,700km | 229,000円 |
GSX400インパルスを高く売るポイント
スズキ・GSX400インパルスのスペック BC-GK7CA
生産期間 | 1982年〜2008年 |
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全長 | 2080mm | 車重 | 177kg |
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全幅 | 740mm | 燃料タンク容量 | 16L |
全高 | 1110mm | エンジン | 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列4気筒(K718) |
シート高 | 750mm | 排気量 | 399cc |
GSX400Fの派生車種として登場したGSX400インパルスは、ヨシムラと共同開発した集合マフラーやシングル風のシート形状などを採用し、大きな話題となったモデルです。2代目では、「GSX1100Sカタナ」の設計を行ったハンス・ムートがデザインしたり、独自の路線を貫いていましたね。
しかし、当時はネイキッドバイクのブームが来る前だったので、販売台数が大きく伸びることはありませんでした。レーサーレプリカ全盛期だったため、ネイキッドが日の目を見ることは少なかったわけです。
3代目以降からは、正統派のネイキッドスタイルを踏襲し、使い勝手にも考慮したことから徐々に人気が出始めることになります。「GSX400Sカタナ」のエンジンを流用し、正立テレスコピックフォークやツインのリアショックなどを採用しました。
2004年に4代目となりましたが、車名が「インパルス400」に変更されます。当時は、400cc4気筒がブームになっていたので、ホンダ「CB400SF」やヤマハ「XJR400」、カワサキ「ZRX400」などと共にヒットモデルとなりましたね。
高額査定のポイントは大きな不具合を無くすこと
生産終了から10年を超えており、かなり古くなっている車種ですね。なので、買取業者は、エンジンの状態や外観などを総合的にチェックして査定額を決定します。
エンジンの吹けが悪いとマイナスになるので、バッテリーやプラグの交換、キャブレターの調整などをやっておきたいですね。それをするだけで、査定額が数万円も変わることがあります。
セルを回して一発で始動するようであれば、特に手を加える必要はありません。
外観に関してですが、全体的に見回して錆や腐食が無いかを確かめてください。錆があった場合には、ヤスリで削り落としてから、錆止めを塗っておきましょう。あまりにも激しいのなら、部品を交換するのもアリですね。
ただ、サイレンサーなどを交換すると数万円も掛かりますし、それを上回るような査定のアップも望めません。なので、交換に費用が掛かるのなら、そのまま放置しておいた方が良いでしょう。
フェンダーなどに割れがあるのなら、パテ埋めして補修すればマイナスになることも無いでしょう。でも、補修のやり方が汚いと逆効果になるので、自信が無いのなら放置しておいても良いと思います。
正統派の4気筒ネイキッドのため、現在でも中古市場では人気があります。かなり価格が高騰していて、当時の新車価格を上回る車両も多いです。ですから、ちゃんとメンテナンスをしていれば、相当な金額で売却できるかもしれません。
ただ、年式の古い車両だと、業者によっては高値が付きにくい可能性があります。ですから、複数の業者で相見積もりをしてみて、買取価格の比較を行うようにしてください。
