TZR250を高価買取してもらうコツ
TZR250は、1985年に発売されたレーサーレプリカです。レース車両の「TZ250」を公道仕様にしたもので、かなりのハイスペックを誇っていました。自主規制の上限である、45PSの最高出力となっています。
フレームやスイングアームなどはアルミ合金を採用し、徹底的に軽量化を行いました。さらに、常用域でのパワーがあるエンジンに、バンク角の広い車体などもあり、かなりのハイスペックの車両ですね。
1999年に生産が終了しましたが、中古価格は高騰してプレミア化しています。今となってはかなりの希少車種ですから、買取相場も跳ね上がっているわけです。なので、状態が良好であれば、驚くほどの高値が付くかもしれません。
■モデル一覧
TZR250 | TZR250R SP | TZR250R | TZR250RS |
TZR250の買取相場
車種名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|
TZR250 | 1997年 | 6,900km | 639,000 円 |
TZR250 | -年 | 8,300km | 614,000 円 |
TZR250 | -年 | 11,700km | 600,000 円 |
TZR250 | 1995年 | 17,600km | 588,000 円 |
TZR250 | 1992年 | 15,900km | 554,000 円 |
TZR250 | -年 | 不明km | 507,000 円 |
TZR250 | -年 | 21,300km | 483,000 円 |
TZR250 | 1991年 | 不明km | 420,000 円 |
TZR250 | -年 | 27,000km | 378,000 円 |
TZR250を高く売るポイント
ヤマハ・TZR250のスペック 3MA
全長 | 1995mm | 車重 | 128kg |
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全幅 | 650mm | 燃料タンク容量 | 23L |
全高 | 1163mm | エンジン | 水冷2サイクル・クランク室リードバルブ |
シート高 | 760mm | 排気量 | 249cc |
レーサーレプリカ全盛期の1985年に発表されたTZR250は、先代の「RZ250R」をはるかに凌ぐ性能を持っていました。特に、ハンドリングの良さには定評があり、「ヤマハハンドリング」などと呼ばれています。
1988年にはマイナーチェンジを行って、デジタルCDIや前後のラジアルタイヤ、メッキシリンダーの採用など、バージョンアップを図りました。これにより、ライバル車のホンダ「NSR250R」やスズキ「RGV250ガンマ」に対抗しているわけです。
初代モデルは、エンジン後方から吸気して前方から排気する「前方排気」という仕組みを採用していますね。
そして、1989年には2代目にフルモデルチェンジを行っています。エンジン前方から吸気して後方から排気する「後方排気」を取り入れており、これは競技車両のTZ250が採用したシステムです。
1991年には3代目となりましたが、「TZR250R」という名称に変更になりました。シリーズ初のV型2気筒エンジンを搭載し、倒立フロントフォークや湾曲スイングアームを採用するなど、かなり豪華な仕様となっていますね。
10年以上にわたって販売されたロングセラーですが、排ガス規制の影響で1999年に生産が終了しています。弟分の「TZR50」も販売期間は短かったですが、本格的なレーサーレプリカとして人気を集めました。
ヤマハのレーサーレプリカを語るうえで、無くてはならない存在のバイクです。なので、現在でもファンが非常に多くなっており、中古価格はどんどん上がっていますね。
個体数が年々減っている状態ですから、希少価値が上がっているわけです。なので、買取相場も高騰していて、かなり高額で売却することができるでしょう。