W800を高価買取してもらうコツ
W800は、2010年に発売されたレトロなスタイルのオートバイです。W650のエンジンをボアアップしており、インジェクションを採用しました。最高出力は変わっていませんが、低速のトルクが大幅にアップしています。
「650-W1」を起源とする歴史のあるシリーズで、カワサキの名車の一つですね。クロームメッキ仕上げのパーツに2本式リアショックなど、Wシリーズの特徴はそのまま踏襲しています。
2016年モデルで最終となりましたが、中古市場では人気が継続しています。歴史に残る名車ですから、今後も人気が落ちることは無いでしょう。需要があるバイクのために、高く売ることができるはずです。
W800の買取相場
車種名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
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W800 | 2016年 | 2,200km | 740,000 円 |
W800 | 2016年 | 2,600km | 715,000 円 |
W800 | 2014年 | 5,400km | 682,000 円 |
W800 | 2012年 | 4,200km | 647,000 円 |
W800 | 2013年 | 6,300km | 613,000 円 |
W800 | 2013年 | 7,200km | 588,000 円 |
W800 | 2011年 | 8,500km | 554,000 円 |
W800 | 2010年 | 7,500km | 513,000 円 |
W800 | 2011年 | 9,300km | 496,000 円 |
W800を高く売るポイント
カワサキ・W800のスペック EBL-EJ800A
全長 | 2180mm | 車重 | 216kg |
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全幅 | 790mm | 燃料タンク容量 | 14L |
全高 | 1075mm | エンジン | 空冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒(EJ800AE) |
シート高 | 790mm | 排気量 | 773cc |
「W650」の後継車であるW800は、排気量を拡大しシート高も下がっています。樹脂製ではなく金属パーツを使用することで、高級感のあるレトロなスタイルが実現していますね。ただ、先代モデルよりも、約5kgほどの増量となりました。
Wシリーズ伝統の空冷並列2気筒エンジンを搭載し、ベヘルギアというメカニズムを採用しています。これにより、ゼンマイのような独特なエンジン音を奏でていますね。
排気量が拡大したことで低速トルクが強くなっていて、停止時からでもスムーズに加速することが可能です。心地良い鼓動感がありますから、市街地でも快適に走ることができるでしょう。
ハイスペックなスーパースポーツには劣りますが、日常の回転域ではパワー不足を感じることはありません。高速道路でも100km/h巡行なら余裕をもってこなせるので、長距離ツーリングは快適だといえます。
ハンドリングも素直ですから、自分の狙ったラインでコーナリングをすることができます。なので、ワインディングなどでも楽しむことができるでしょう。ただ、後輪がドラムブレーキですから、あまりに攻めた走りは禁物です。
ゆっくりと鼓動感を楽しむためのバイクのため、年配のリターンライダーの方におススメですね。
全国にオーナースクラブができるほど、多くのファンがいるバイクです。絶版になってしまったので、中古市場では価格が高騰しています。なので、買取相場も上昇傾向だといえるでしょう。
カスタムしていても評価してくれる業者が多いため、高値が付きやすいバイクですね。買取相場が下がる心配はないでしょうから、強気で交渉してみてください。複数の業者での査定を比較すれば、有利に交渉を進められますよ。