SRX400を高価買取してもらうコツ
SRX400は、1985年に発売されたネイキッドタイプのオートバイです。SRシリーズの派生車種ですが、スポーツ色を強めた外観となっています。空冷4ストローク単気筒エンジンに、前後ディスクブレーキを採用しました。
あまり出力の高くないエンジンですが、カスタムすることでキビキビと走るようになります。そのため、当時のロードレースでは上位を独占するという状態になっていました。
ただ、SR400などと比べると販売数が伸び悩んだため、1999年に生産が終了しています。しかし、現在では希少性が高くなっており、中古価格が高騰していますね。プレミアがついている車両もありますから、高額で売れる可能性が高いです。
SRX400の買取相場
車種名 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|
SRX400 | 1998年 | 4,900km | 520,000 円 |
SRX400 | 1995年 | 5,900km | 513,000 円 |
SRX400 | 1997年 | 不明km | 492,000 円 |
SRX400 | 1997年 | 8,400km | 445,000 円 |
SRX400 | 1996年 | 12,400km | 417,000 円 |
SRX400 | 1992年 | 10,500km | 398,000 円 |
SRX400 | 1990年 | 16,900km | 344,000 円 |
SRX400 | 1994年 | 22,700km | 300,000 円 |
SRX400 | 1989年 | 27,600km | 285,000 円 |
SRX400を高く売るポイント
ヤマハ・SRX400のスペック
全長 | 2090mm | 車重 | 174kg |
---|---|---|---|
全幅 | 720mm | 燃料タンク容量 | 14L |
全高 | 1045mm | エンジン | 空冷4サイクルOHC単気筒 |
シート高 | 760mm | 排気量 | 399cc |
1970年代後半に発売された「SR400」がヒットしたため、その派生モデルとして登場したのがSRX400ですね。1985年の発売当時は「SRX-4」という名称でしたが、1990年のモデルチェンジにより「SRX400」という名前に変更されました。
スポーティーなデザインが好評で、ファッションに敏感な若者を中心として支持を集めたようです。当時はレーサーらプリカ全盛期でしたが、そういったスタイルを好まない層から人気があったわけですね。
単気筒エンジンで高出力を出すのは難しいため、車体を軽量コンパクトにすることで、軽快に走れるようになっています。そのため、ロードレースのベース車両としての人気もあり、80〜90年代のシングルレースではSRX400の独壇場となっていました。
また、初期型のSRX-4は、始動方式がキックしかありません。なので、非力な女性の場合だと、なかなか始動できないという欠点もありました。やはり、400ccのビッグシングルですから、始動するためにはそれなりの力が必要です。
しかし、1990年のモデルチェンジによって、キックを廃止してセルモーターのみとなりました。これにより、始動性が格段に向上しています。外装デザインも曲線を多く使用して、現代的になっていますね。
一定の人気を得て売れ続けていたモデルですが、1990年代後半にバイクブームが終焉したのをキッカケに、生産の終了が決定しています。それ以降は中古車価格が高騰し続けており、現在ではプレミア化していますね。
状態が良い車両であれば、相当な金額で売却することができるでしょう。また、不動車であっても部品取りのニーズがありますから、それなりの値段は付くはずです。なので、一度査定を受けてみると良いでしょう。